メイは自分の方を見たネロに対して笑顔で手を振った。 「お、ちゃんと来てくれたな」 良かったなと師郎はネロに目を向ける。 「う、うー」 ネロは突然の事にしどろもどろになってしまった。 「ほら、しっかりしろ」 メイと一緒に周るんだろ、と耀平がネロの背中を押す。 「う、うん」 ネロはそううなずいて、メイに向き直る。 「…じゃあ、行こっか」 ネロがそう言うと、メイはうん!と答える。 そして2人は公園内へ向けて歩き出す。 わたし達4人もそれに続いた。