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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 18.メドゥーサ ⑯

メイは自分の方を見たネロに対して笑顔で手を振った。
「お、ちゃんと来てくれたな」
良かったなと師郎はネロに目を向ける。
「う、うー」
ネロは突然の事にしどろもどろになってしまった。
「ほら、しっかりしろ」
メイと一緒に周るんだろ、と耀平がネロの背中を押す。
「う、うん」
ネロはそううなずいて、メイに向き直る。
「…じゃあ、行こっか」
ネロがそう言うと、メイはうん!と答える。
そして2人は公園内へ向けて歩き出す。
わたし達4人もそれに続いた。

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