「ももさん、ねちゃうんですか」
可愛らしい声に顔をあげると、群青色の、デフォルメされた長耳の狛犬のような妖精が首を傾げていた。
「水曜日ちゃん!あーそうだ、課題やらなきゃ…」
「やなことおもいださせちゃいましたか」
「んーん、ありがと!月曜日なんてなんにも教えてくれないんだからさ」
「げつようびはわるいこじゃないです。つんでれです」
「水曜日ちゃんツンデレの意味知ってる?」
少し抜けているところのある水曜日と話すと、桃もなんだか気が抜けてくる。
「あーあ…最近課題多くてやだな…火曜日さ、課題手伝ってくれるんだけど文字間違ってたりするんだよね」
「あらま…たいへんですねぇ」
水曜日の頬(?)をつんつん突くと、やめてください、と小さく声があがった。
可愛い〜!もう、兎に角全員可愛い!
僕も頑張ります!
曜日の妖精はみんなちっこくて丸くて可愛い感じのイメージですよ〜
お互い頑張りましょ!