「はーようやく一週間終わったって感じだなー…ねぇ金曜日、そういえば曜日の妖精って布団で寝たりしないの」
桃が布団に潜りながらそう言うと、小型化した黄金色で、やけにキラキラしている雄の孔雀っぽい妖精がぴょこぴょこ跳ねた。
「みんなふわっふわだからネ。寒くても大丈夫なんだヨ」
「ふぅん?でも風邪ひいちゃわない?」
「7匹で寄り添いあってたら風邪なんてひかないんだヨ!というかそもそも妖精に病気の概念はないんだゾ」
「えっ!?みんなくっついて寝てるの!?」
「Yes!桃の筆箱の中で寝てるヨ」
「たまに私の筆箱に毛がついてるのってそれ…?」
「日曜日はボクたちの中でも身体が大きいからよくはみ出して毛がひっかかってるんじゃないカ?」
「それ大丈夫なの…?」
「No problem!鋏で切ればなんとかなるんだゾ!」
「いちいち切ってるのか〜…」
金曜日の妖精がキラキラしているのは「花金」という言葉に由来しているのかしら。
それにしても妖精たちは主人公の筆箱の中で寝てるのかー。
となると、想像より小さめ?
あら、ばれた笑
華金からです!金曜日は超輝いてます。
主人公の筆箱がそもそも大きめサイズのつもりではありますけど大体筆箱からみんな溢れてます。