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クリスマス小説祭プレゼントNo.3

「何かが崩壊している者」さん、参加有難う御座います。それではどうぞ、題名は「Fate destroyer」

1 プロローグ
「やーっ!」 「...」 「とーっ!」 「...」
ここはとある東方の国。夕暮れの村で竹刀を振り回す少年と、それを無言で避け続ける初老の男の姿があった。男の名はレン。かつて、北方の紅星騎士団にて名を馳せた騎士であり、「運命に噛みついた者」の異名を持つ。
「今日はここまでだ。ルイ、早く家に入れ。」
「はい、師匠。」
今は一線を退き、この東方の小田舎で弟子と共に生活をしている。
「師匠」 「?何だ?」 「師匠って、昔は何をしてたんですか?」 「!昔...か...。」 「はい!僕も何か、師匠の真似をすれば、少しは上達するんじゃないかと思って!」 「成程。真似はできないだろうが、まぁ善いさ。却説、何から話すかな...。」

ー2へ続くー

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