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廻るは因果、故に舞い散る桜の刃 六

「行ってきます。」
「うん、気をつけてね。」

桜音は早々に朝食を食べて登校班へ向かう。

「おはよう桜音!」
「御早う御座います班長。」

登校班班長、白峰百合子(しらみねゆりこ)。
今は桜音と組も違い、特に手を出す事も無い。が、去年は桜音を筆頭に、数人の生徒を不登校、転校に追いやっていた。

「そー言えば、今日は転校生来るんだって〜!」
「ふーん、あ!そうだ!ねぇ桜音...。」
(滅茶苦茶嫌な予感がする...!)
「転校生の案内、あんたがやってよ!クラス同じみたいだし!」
(あーあ...)

  • 今年も読書中毒者を宜しくお願いします。
  • ベタな転校生ネタ
  • 続編作ります!(確定)
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