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CHILDish Monstrum:アウトロウ・レプタイルス その④

「はいよーいスタート。さくっとインバーダお料理たーいむあたぁーっく」
独り言を口にしながら、ミズチはインバーダに向かって行った。そのまま足元まで歩いていき、牛刀をインバーダの脚部に思い切り叩きつける。
「うっわ硬い。硬っっっったい! でもきみ、良い外皮してるねぇ! お皿にするね!」
牛刀を再び振り上げ、今度は切っ先を突き立てる。この攻撃は有効打となり、刃が数㎝、インバーダに突き刺さった。更に腰の左のホルスターから和包丁を抜き、その峰を牛刀の柄に叩きつけ、牛刀を更に深く刺し入れる。
そこまでされたことで、インバーダも反応した。単眼をミズチに向け、光線を発射する。
しかしその反撃は、ミズチの前に不意に現れたサラマンダーに反射され、無力化された。
「あ、サラ隊長。ヘルプに来てくれたの?」
「うん、みーちゃん」
続いてインバーダが2人を踏みつけようとしたが、サラマンダーが足裏に触れると、弾かれたようにインバーダの脚が跳ね上がり、勢いのままひっくり返ってしまった。
「今だ、みーちゃん!」
「だいじょぶ見えてる!」
ミズチが軽く跳び上がると同時に、彼女の姿は巨大な一角の龍の姿に変わった。そしてインバーダの腹部に噛みつき、外皮を噛み砕き、体内に頭を突っ込み、再び人型に戻り体内に侵入した。

  • CHILDish Monstrum
  • 料理は効率が命
  • インバーダの外見は巨大バムスターを想像してもろて
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