1

廻るは因果、故に舞い散る桜の刃 七

「ね、それでいいでしょ!」

どう?と周りを見回す百合子。
皆は、いいね!ナイスアイデア!と口々に賛同する。
まぁ、大半はどうでもいいと思っているのだろう。

「じゃ、よろしく〜☆」
(やるしかないか...。)「うん...わかっ
「一寸待ったぁ〜‼︎」
「「⁉︎」」

皆驚き、声のした方を見る。
そこには。
おかっぱ髪の眼帯をした少女。
着ているのは、桜音と同じセーラー服。
おそらく件の転校生なのだろう。
一番に口を開いたのは百合子だった。

「だ、誰アンタ...!」

  • ついに登場!
  • 僕のお気に入り
  • ふふふ...
レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。