「…」
ピスケスやキヲン、夏緒、そして蛍はそのまま露夏に付いて行ったが、かすみだけはその場に残ってナツィに近付く。
「ナツィ」
行こうよ、とかすみはナツィに話しかける。
「…やだ」
「そんなこと言ったって最終的に自分のことが心配で付いて来るんでしょ」
かすみにそう言われて、ナツィはうっと焦る。
「…」
ナツィは恥ずかしそうにそっぽを向いたが、やがてかすみの方に目を向けた。
そしてすっくと立ち上がる。
「付いてく」
「ほんと?」
かすみがそう尋ねると、ナツィは静かに頷いた。
「じゃ、行こう」
かすみがそう言って手を出すと、ナツィは黙ってその手を取った。
上から3行目
×に近付く。
⚪︎の方を向く。
投稿時に修正しようと思ってたのに忘れちゃった。