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CHILDish Monstrum:CRALADOLE Act 10

「*]‘;・’{‘;’}<}+[‼︎」
飛竜はそのままインバーダに飛びかかった。
「いっけー‼︎」
ワイバーン!とイフリートは拳を突き上げて飛び跳ねるが、ゲーリュオーンは呆れたようにワイバーンの様子を見ていた。
「ワイバーン…指示はまだなのに」
「えーいーじゃんそれくらいー」
今回の出撃自体命令が出る前だったし、これくらい許してくれるだろーとイフリートはゲーリュオーンの方を見る。
「確かに命令が出る前の出撃だったが、それはまだいいとして指示前の怪物態使用は…」
「なんだよおめー真面目だな」
イフリートは長剣を地面に突き立てながら言う。
「アレか、お前作戦失敗が怖いんだ…」
イフリートはそう言いかけて言葉を止める。
なぜならゲーリュオーンが黙って俯いていたからだ。
「お前」
イフリートが思わず呟くが、ゲーリュオーンは黙ったままだ。
「…」
2人の間に沈黙が流れる。
しかしその沈黙は近くの建物にインバーダがぶつかり建物が崩れたことで破られた。
「危ない‼︎」
高い声と共に2人の頭上にバリアが張られ、頭上から落ちてくる瓦礫は弾かれた。
「2人共!」
バリアを展開するデルピュネーと共にビーシーが2人の元へ駆けつける。

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