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CHILDish Monstrum:或る離島の業務日誌 その①

まず、私の自己紹介をしておかなくてはならないだろう。
私は見沼。昨年、大学新卒でインバーダ対策課に就職し、1年間とある都市の対策課本部で各業務のスキルを身に付けた後、前任者が定年退職するということで一つの区域の総括管理者を任されることとなった。
最初、この話が来た時にはそれは喜んだものだ。しかし、私の担当区域が本土から連絡船で4時間かかる、たった1体のモンストルムしか配備されていない離島だと知り、すぐに複雑な気分になった。
内地の大きな都市の担当と比べれば閑職に思えてしまうのは仕方のないことだろう。しかし、いくら小さな島とはいえ人命がかかっている重要な仕事だ。すぐに思い直して前任者からの引継ぎに移った。

そして遂に、就任当日。
ひどい船酔いにやられながら連絡船に揺られ、どうにか件の島に到着した。
私がせこれから世話することになるモンストルムに支給された住居は、島から離れた場所からもよく見えた。
島の中央の丘陵、その頂上に建てられた巨大な立方体型の建造物。あそこに私がこれから関わっていくモンストルム“キュクロプス”がいるらしい。

  • CHILDish Monstrum
  • 多い多い
  • モンストルムが出ねえ!
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