リプリゼントル、エベルソルを倒すことができる唯一無二の少年少女戦士。噂には聞いていたけれど、本当に実在するなんて。
叶絵はそう心の中で呟きながら朝の住宅街を駆けていく。街の住民たちは突如現れたエベルソルに騒然となっており、慌てて家を飛び出した人々が着の身着のまま避難を始めている。その様子を横目に、叶絵は走っていった。
しかし自宅からいくつめかの十字路にさしかかった所で、角から現れた少年にぶつかりそうになり叶絵は立ち止まろうとした。しかし叶絵はつんのめり転んでしまった。
「おっと」
対して少年はそこまで驚くことなく立ち止まった。
「大丈夫?」
高校生くらいに見える少年は叶絵に手を差し伸べる。叶絵は、あ、ありがとうございます…と彼の手を取り立ち上がった。
「どうしたんだい?」
こんな朝早くにそんな格好で、と少年が叶絵にふと尋ねる。そう言われて叶絵は自分の服を見ると、ピンクの寝巻き姿だった。
「あっ、あっ、これはっ、その…」
途端に恥ずかしくなって叶絵は顔を赤らめる。その様子を見て少年は、ハッハッハと声を上げて笑った。
あら〜!良い感じに進んでるみたいですね!
頑張ります!
レスありがとうございます。
最初ナニガシさんが書いた作品を見た時はどう展開させようか迷いましたが、じっくり考えたら意外と書けました。
動く点Pさんも頑張ってね。