「も、もう、帰ります…」
叶絵が顔を真っ赤にしていそいそと帰ろうとすると、少年は笑いを堪えながら待って待ってと言って叶絵のピンクパジャマの裾をつまんだ。
「君はなんでそんなに慌てて出てきたんだ?」
「わ、私の部屋に、リプリゼントルが入ってきたの…」
「へぇ?リプリゼントル…」
「そう…薄紫色のワンピースの…」
叶絵の言葉に、少年は驚いた顔をした。
「薄紫!?薄紫色っていったら…リプリゼントルの中でも強力なリプリゼントルじゃないか!」
「え…そ、そんなに強い人なの…?じゃあ、今暴れてるエベルソルって、そのくらい強いってことじゃ…?」
叶絵が顔を青ざめさせたと同時に、少年と叶絵の頭上に砂が振りかかった。
「きゃっ」
叶絵が身を縮めてしゃがみこむ。
「あっ…」
少年が小さく掠れた声を出す。
「まだいたんだ…」
二人の頭上で大きな肉塊が首をもたげた。
「っ‥きゃあああああ!!」
うんうん、難しいよね。
ぼくも書いててムズいな〜と思ってた。
ぼくが考えた物語なんだけど、他の人と共作するってことを考えると中々難しいのよね〜
ちなみに自分の中では、このお話はとりあえず出てきたエベルソルを倒す所までで終わらせようと思ってる。
今更だけど、次の人書いてなかったですね…申し訳ない。まあ良いかんじのとこで終わればいいですね