6襲撃 先生の言葉が遺言になった理由。 その話をされた翌日、外部からの襲撃に遭ったからだ。 俺は他の人々と一緒に戦闘へ出ていたのだが、先生は子供たちを逃すために単独行動をしていた。 その時に、子供たちを庇って亡くなったと聞いてる。 聞いてる、と言うのは、実際に見た訳ではなかったからだ。 自分の事なんだろ、と言われるが、わからないものはわからない。 ここまでの俺の人生は、なんだか他人事のような気がしていた。