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円環魔術師録 外伝7

まぁそうであったところで攻撃には変わりなく。

「あわわわ...!」

ありとあらゆる方向から超スピードで飛んでくる
魔法陣を全て弾くのは容易な事ではない。
2、3度魔法陣が腕を擦り、結界の回転も失速、
いい加減に疲れ始めた頃。

「ご苦労様、もう善いよ。よく耐えたね。」
「マスター...!」

ようやく彼女が動き出した。
少しも足を引きずっている様子はない。

「さぁて、タチの悪い『魔法使い』は何処かな?」

  • 深夜の珈琲占い 続編
  • 外伝
  • 外伝は10で終了(多分)
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