4

少年少女色彩都市 Act 12

重石が退いたことでエベルソルはバタバタと翅を動かし、叶絵に向かって突進しようとした。しかし周囲に発生した黒い大聖堂のような空間からカラフルなリボンが伸びてきて、エベルソルを拘束する。エベルソルはつんざくような悲鳴を上げながら拘束から逃れようともがく。
叶絵はそのまま手早くガラスペンで宙に何かを描いていく。描かれた線は上半身のみながらポップなアニメ調の少女となって、宙を滑るように移動して手に持つ杖から光線を放つ。そんな少女に対してエベルソルは火球を放つが、見事に避けられてしまう。
「なるほど、“使い魔”の創造による攻撃、か…」
そういう戦い方もアリだなと典礼は腕を組んで感心する。
「ふふふ、これがあなたの“芸術”ね」
中々やるじゃないと薄紫色の少女は笑みを浮かべた。
そんな後方でのリプリゼントルたちの反応をよそに叶絵は次々と少女たちを描いていく。彼女らは杖、弓矢、剣、銃器…と様々な武器を携えてエベルソルに迫り、攻撃を加えていった。
だが拘束されていたエベルソルが足掻き続けたことで拘束具であるリボンが限界を迎えつつあった。

  • 少年少女色彩都市
  • 次は動く点Pさん!
  • ちょい短め、あとこれでいいのか怪しくなってきた
レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。

  • 少女さん、僕の書いたパートと口調が大分違うな? もうちょい軽薄そうというか剽軽そうな台詞回しさせてた気がするんだが……。
    あと得意ジャンル決めたとはいえ、まさかダイレクトに上半身召喚してくるとは思わなかった。マジでただ単にキャラクター性決めるためだけにダイス振っただけだったからな……。いやたしかに描き慣れたもの描くのが一番簡単なんだろうけども。聖堂+リボンは解釈一致。

  • レスありがとうございます。
    少女の口調ミスったのは申し訳ない。
    基本的にリプリゼントルは“描いたもの”を召喚するスタイルなので途中までしか描かなかったら途中までしか生成されない、とぼくは考えてます。
    と、いうかナニガシさんが決めた設定に沿わせようと無理しすぎたかもしれない(やっぱ自分おかしい)。
    でも聖堂とリボンは解釈一致なの嬉しい。

  • 少女ちゃん難しいですね…唐突に出したのは良くなかったかしら?解釈はどっかしらで一致させないとずれるかもですね

  • レスありがとうございます。
    確かにそうですね。
    やはり事前にキャラの性格設定を共有するべきだったのかもしれない…
    これは共作の短所であり長所でもあるんだけども。