悲しみよりも哀しみ。淋しさよりも寂しさ。 体を巡るその感覚が、体を廻るその感情が、 新たな岐路を指し示す。 後悔。 先憂。という静寂 心につのって、全てを 感覚が包み込み、思考を放棄させる。 卒かに訪れた乖離は 数多の業をもたらし、数多の枷で縛り付け、 背負わされ 目をそらし歩み続ける。