明日、3月1日をもって高校を卒業します。
2021年に高校に入学しましたが、その頃は新型コロナウイルスが猛威を振るっており、たくさんの人々の日常が奪われていきました。それは高校生である自分たちも例外ではなかったです。
入学式がオンラインでの開催となり、初めて会う先生方や友達との対面がマスク越しのもので、表情もわからずに、ただただ、誰もが誰も経験したことのないこれからの高校生活に不安を抱き、怯えていたを今でも悔しいほどに思い出します。
それから少しの日が経ち、緊急事態宣言が発令され、これからという高校生活が奪われ、スマホやタブレット越しのオンライン授業で、友達や先生とも会えず、ただ1人の部屋で勉強するという日々が何日も続きました。先の見えないことに恐怖や不安が積み重なり、やっと仲良くなれた友達とも会えずに、ただ1人の部屋で泣くことしかできませんでした。
それから、ほとんどのたくさんの行事や大会等が延期・中止され、思い出といえるものが少なくなっていきました。
でも、どんなときもそばに居てくれたのが高校の先生方やたくさんの友達、両親の存在でした。
新型コロナウイルスによって、当たり前に思っていたたくさんの日常が奪われていきました。
しかし、今は、その日常の有難みと、今までの日常が当たり前ではなかったということを痛感させられました。
失ったものの数は多いかもしれないけれど、卒業を前にした今は、もっと大きな大切なものをもらったと思います。
こもり校長、COCO教頭、職員の皆さん、たくさんのことがあった高校生活でしたが、そんな日常の中で、このSOLにもたくさん救われてきました。
この場を借りて、全ての人に感謝の気持ちを伝えたいです。
明日の呼名にも、全ての人へ感謝の気持ちを込めます。
最後に両親へ
18年間、大切に育ててくれて本当にありがとう。
たくさんの心配や迷惑をかけてきたけど、どんなときも近くで見守っていてくれて、心強かったよ、家族のみんなが大好きです。
全ての人に感謝。みんな本当にありがとう。