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架空の都市伝説:道を聞く人

日没前の1時間、その道を1人で歩いていると、向こう側から女性が一人歩いてくる。
その女性はすれ違う直前でこちらを呼び止め、ある場所への道を尋ねてくる。その場所に一貫性は無いが、最寄り駅・ショッピングセンター・大型スーパー・図書館など、ランドマークとして分かりやすく、周囲の事をある程度知っていれば案内できるような場所が必ず指定される。
この時、「知らない」「案内できない」など案内を断る旨の答えをすれば、女性は軽く頭を下げてその場を去っていく。
しかし、もし案内する意思を見せてしまった場合、口頭で説明するだけで済ませようとしてはいけない。女性に言いくるめられて結局彼女に同行しながら案内することになり、そうなった者はそのままどこかへ連れ去られてしまうのだ。
ただし、女性に提案されるより早く、こちら側から直接同行しての案内を申し出れば、何事も無く女性を案内して別れることができるという。

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