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廻るは因果、故に舞い散る桜の刃 十三

「今度は何⁈」

思わず声を荒げる桜音。

「いえ、すみません、少々お名前の方お話を伺いたく...」

おどおどしながら口を開く葉月。
懲りることを知らないようだ。

「.....。」
「あの、桜音様?」

数十秒の沈黙の後、桜音がようやく口を開いた。

「わかった...全部1から話すから、放課後家に来て。全部話すから。うん。だからとりあえず学校に居る間は大人しくしてて。」


流石に今回は学習したのか、黙って頷く葉月。

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