0

鉄道回想

ガタンゴトン、ガタンゴトン...

列車の音は聞くだけで少しわくわくする。
幼い自分にとって、この音は、
「冒険」
を意味していた。
今でも少しわくわくする。
この音は、幼い日の自分の
「冒険の心音」
だったのだ、と、今でも思う。
多分この先も、列車が存在してくれる限り、
僕の冒険は終わらない。

冒険の途中で出会った少女は、この話を聞いて、
そうかもね、
と、山吹色のリボンを揺らした。

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。