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暴精造物茶会 Act 15

夜7時台、大学からほとんど人気がなくなる頃。
構内にあるレンガ作りの年季の入った建物の一室で、どこか不思議な雰囲気を纏ったコドモが4人、ソファーに座り四角いテーブルを囲んでお茶をしている。
「…それで私の所まで来たっていうの?」
白いワンピースを着た長い青髪のコドモは、目の前のゴスファッションを着た黒髪のコドモに目を向ける。
黒髪のコドモことナツィはまぁ、と頷く。
「キヲンがなんか怪しかったから…」
ナツィがそう呟くと、青髪のコドモの隣に座る赤髪にキャップ帽を被ったコドモがコーラの入ったペットボトルから口を離して、へぇとこぼす。
「お前もきーちゃんのこと心配するんだな」
「え、違っ」
赤髪のコドモこと露夏の言葉のナツィは少し飛び上がる。
「お、俺は別にアイツのことなんか心配してないんだけど⁈」
なんでそうなる⁈とナツィは恥ずかしそうな顔をする。
露夏はハハハと笑い、ナツィの隣に座るジャンパースカート姿のコドモことかすみは苦笑いした。
「…それにしても、きーちゃんがあの子たちと一緒にねぇ」
青髪のコドモことピスケスは紅茶の入ったティーカップをテーブルの上に置く。

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