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回復魔法のご利用は適切に_エピローグ

随分と苦労させられたので顔を見ようとシオンとエリザベスが教員たちの集まっている方へ寄ってみると、確かに最近ニュースで見たような顔をしていた。右肩に負傷を負っているようだ。
「おお〜リサちゃんナイス!」
「ふふふっ!光栄ですわ」
二人してきゃあきゃあ言っていると、シオンの携帯に連絡が入った。
「あら、なんですの?」
「お兄ちゃんからメールだ!学校から家族に連絡行ってるみたい。リサちゃんも連絡来てるんじゃない?」
「携帯の電源落としてましたわ…まあ大変、うちの召使いがお迎えに行くと言ってますわ!ねぇシオンさん、匿ってくださいません?」
「ええ?なんで?」
「うちの家族過保護ですの!一回捕まったら出られませんわ!」
「そんな監禁じゃないんだから…」
そんなふうに回復魔法持ちの転入生は日常を取り戻した。

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  • 気が向いたらシオン兄の話書いてみようかな
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