「努力は裏切らない」や「努力は必ず報われる」という言葉がある
そして、これを先生が生徒に向けて言っていた。
私はこれが納得いかない
例えば、大会で2位になってしまった選手がいるとする。はたして、その選手は努力していなかったのだろうか。いや、そうでは無いだろう。
しかし、その選手が目指してたであろう優勝は逃してしまった。そこで私は思う“努力報われて無いじゃん!”。
こういう事を言うと、『それまでの努力は他のことに生きる』とか、『努力したことで得たものがある』とか、言う人がいるだろう。
だか、それは1位の選手にも言えることだろう。1位の選手はそれプラス優勝というものを得た。この差は大きい。
しかも、競技にもよると思うが、その日の調子や運次第でその選手が勝てただけで、努力した量は2位の選手と変わらない可能性、むしろ2位の選手の方が努力していた可能性もある。
果たしてこれは、本当に努力が報われているのだろうか
考え方を変えよう、確かに努力して得たものはあるだろう。しかし、それは本当に求めていた物だろうか。
先の例でいうと、本当に求めていた優勝は逃したが、それまでの経験は得られた。
結論、これらの言葉は敗者が自分を慰めるために使う言葉であり、第三者が口にすべき言葉ではないと私は思う。