でも時がたち、テレビで「ゆず」、「あいみょん」などフォークギターのカッコよく、心にズンとくる音楽を聴くようになり、それを若い方達が全く恥ずかしがらずに「フォークギターいいね」と共感している姿をみるようになり、ビーバーもアコースティックバージョンでしっぽりさせてくれたり。私は「うわぁーーーちくしょーこの時代に育ちたかった〜」という気持ちになったり、恥ずかしがってたあの頃の自分をブってあげたい!という気持ちになったりもします。
少しだけ話しはかわってしまうのですが、
私はこの春に、人生において挫折に近いものを味わいました。
挑戦しようとしてあっという間に玉砕しました。
50過ぎて何やってんだよ…という悔しみと共に恥ずかしい気持ちもいっぱいになり、呆然と4月5月6月を過ごしていました。
先週、ビーバーの皆さんが感じて育った頃の音楽を紹介してくれたり、渋谷さん曰く「今の子」達がビーバーの音楽がそういった心に残る音楽になるかもしれない、と話していたのを聞いた後、ビーバーの「時代」が流れました。
私からしたらビーバーの皆さんも「今の子」です。更に下の世代の方達も「今の子」
です。
その方達の作りだす音楽に今とてもとても救われて少しずつ元気を取り戻しつつあります。この先のやるべき事も見えてきて、形にできるかわからないけど、とりあえずやってみようという気持ちにもなってきました。
「時代とはあなただ」
響きました。
「無駄な事なんてないとは言えないけど、無駄ではなかったよと笑う未来は選べるよ」
響きました。
自分に影響を与えるものに時代の線を引かない事。
自分にやりたい事を時代、年代のせいにしない事。
でも「やりたい事に年齢はぜんぜん関係ない」とは私は思いません。物理的、体力的に、あの頃ならできたけど今は不可能な事は絶対にあるし、逆に今なら あの頃は思いつかなかったであろう考えを持つ事も出来ていると思うし、時間や金銭的にもあの頃よりはなんとかできそうな事もある。
この、ビーバーや「今の子」達にもらった活力を無駄にせぬよう、自分をもうひとランク引っ張り上げてこの先楽しんでいきたいと思います。
1番言いたい事が1番最後になってしまいましたが
「ありがとう」
長々すみません。