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魔狩造物茶会 Act 18

「テメェ、アイツらをどうする気だ」
「…」
鉄紺はナツィの質問に答えない。
「…答えろっ‼︎」
ナツィはそう怒鳴ってどこからともなく大鎌を出すと、鉄紺に斬りかかった。
しかし鉄紺はナツィの攻撃をまるで先読みするかのように避けていく。
ナツィの斬撃はことごとく空回っていた。
「テメェ、どうしてよりによって俺の大切な人たちを…」
なんでなんだよ!と叫びながらナツィは大鎌を振り回す。
「なんで、なんで…」
ナツィがそう言いながら振り下ろした大鎌を、不意に鉄紺が両手の刀で受け止める。
ナツィは目を丸くした。
「…それは貴方たちが“学会”に」
「うっるせぇ‼︎」
ナツィは無理矢理鉄紺の刀を押し切ろうとする。
「テメェらにとってはただの敵だろうが、俺にとっちゃ…」
鉄紺の刀が力技で弾き落とされた。
「大切な身内なんだ‼︎」
そのままナツィは鉄紺の腹に飛び蹴りを喰らわせた。
鉄紺はうっとうめいて地面に転がる。
すぐに鉄紺は立ちあがろうとするが、ナツィが大鎌の切先を鉄紺の首元に向けたことで動きを止めた。

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