『助手【ミコト】』
『信暁詩』
【回り廻るこの世界の
はじめに見ゆる暁に
願いを篭める儚さと
信じる事の儚さと
信じるか否かは自分次第
救うか否かはカミ次第】
「...............。」
助手のミコトはいつも机の脇に立っている。
「おはよう、ミコト。」
「............。」
ミコトは力持ちである。
「ミコト、重いかい?」
「.........。」
「そうかい、ならお願いね。」
「.....................。」
「ねぇ、ミコト。このグリモワールを彼処の果てまで持って行って貰えないかな。」
管理人はそう言い残し、カンテラの火を渡した。
To be continued #55 『助手【ジーノ】』
P.S.此処でのカミが神なのか髪なのかは人次第。
俺の場合はどっちなんだろ。
とまぁこんな感じに今年も好き勝手やっていきますけど何卒よろしくお願いいたします。