ミセス先生こんばんわ。
明日は私の誕生日です。
その前日の今日は4回目のホワイトラウンジを観てきました。
33歳最後のご褒美と思って行ってきました。
公開から1ヶ月少し経ち、映画館の座席も余裕があって1番後ろの真ん中という特等席で隣も前も誰もおらずVIP気分で観てきました。
そんな4回目でしたが、毎回感じ方が違います。
正解を探してる訳ではなく、全ての捉え方が正解だと思うんですが本当に不思議な感覚です。
今回4回目にしてはっきりと私の中で掴んだような感覚に陥りました。
高校の時に習った私が好きな漢文がはっきりと思い浮かび、思いを馳せた当時を思い出したのです。
孔子「未だ生を知らず、いずくんぞ死をしらん」
習った頃、曾祖母が亡くなり、初めて身近な人を亡くし、想像することが出来なかった悲壮感に苛まれ、死とは何なのか考えていた頃にこの孔子の言葉を習いました。
まだ生きることさえ分からないのに、なぜ死が分かろうか。
この言葉が当時の私の心の中に音も立てずすっと入り込んできて、当たり前のように居座りました。そりゃそうだと言わんばかりに。
それからこの孔子の言葉を時折思い出し、救われたこともあります。
話は逸れましたが、4回目にしてこの孔子の言葉がとてもしっくりきました。
ホワイトラウンジ、私の中では
人が生まれて幸せを感じ、時には苦しみ生きていき、最後には死ぬということ。
その人生はその人、それぞれの色がつく。
最後はみんな死ぬということ。みんながいるから色んな色がある。
しっかり生きて生を全うして、死が訪れる、死が分かる、理解出来る、それはみんな同じこと。そんな事を感じました。
とてもとても壮大で素晴らしく、美しく、哲学的で得るものが大きくて圧倒されてしまう感動的な作品をありがとうございました。
本日、BluRay DVD発売の情報が解禁されました。
また、家で何回も反芻して更に深く味わいたいと思います。
これからもお体にお気をつけてください。
ずっと応援しています。