絶望を溶かし煌めく夜のカクテル
宵の明星と杯かわし甲高い音を響かせる
まわるまわるまわってゆく
地球の上で踊る
落ちて落ちて落ちてゆく
流れ星の行先は
朦朧とした視界と動かない頭
今日で終わる世界を夢みて
眠りにつくのです
噎せ返るようにな金木犀の香り
瞬く街頭と商店街の共鳴音に片頭痛
まわるまわるまわってゆく
落ち葉と共に踊る
沈んで沈んで沈んでゆく
あと少しだけと
もう少しだけと繰り返す
この延命措置にいつまで
騙されてくれますでしょうか
ゆるりゆるり
月とおわかれの時間です