それは幼稚園の副園長先生です。
男の先生なのですが僕は副園長先生が大好きで毎日手紙や工作をプレゼントしていました。
年長の夏には伊豆へ二泊三日でお泊まり会がありました。
僕は入園前てんかんが有り突然痙攣を起こすことがあったそうです。
幼稚園の頃には落ち着いていて、医師も3年症状が出ていないから治ったと判断してくれました。
しかし、園側は悩んだようで、親と先生とで何度も面談をし、親は「医師からは大丈夫と言われているので」と参加できるように頼んでも、担任は「ダメ」とは言わないものの良い顔はしなかったそうです。
すると副園長先生が「僕が責任を持って連れていきます!」「僕にとっては特別な生徒さんなので!」と泣きながら言ってくれたそうです。
僕はそんな事は知らず、幼稚園の記憶も薄っすらとしか有りません。
副園長先生も引退してしまいましたが、今でも大好きで手紙のやり取りをしています。
そんな愛情たっぷりな先生に「ありがとう」と言いたいです!