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一週間と少し後の君へ

「ふぇっくしゅ!もぉお…鼻水出ちゃう…最近寒いねぇ…」
「まあくしゃみが可愛…ではなくて、風邪引いてませんこと?そんな薄着だからですわ!防寒具を買いましょう、お揃いが良いですわね!」
「待って待って、落ち着いてよぉ」
自分より頭1.5個分くらい小さいツインテールのお嬢様に手を引かれ、ショッピングセンターに連行される。店内は派手で様々なものが目立っているが、その中でもクリスマスの飾りやグッズに目が惹かれた。
「わーいろいろある…あ、電子カイロだって」
「電子カイロ?」
「クリスマス模様だよぉ、可愛いね」
「まあ…こんなものが…」
興味津々になっていろいろ見ている彼女を放置し、先ほど目をつけた電子カイロをレジに通す。
「…ねぇ」
「はい?」
「そろそろクリスマスでしょ、ちょっと早いけどこれ…プレゼント」
「え!?くださりますの!?良いんですか!?」
「うん、お揃いだよぉ」
「まあ〜っ!!」
喜んで跳ねる彼女をなだめ、窓からクリスマスのイルミネーションを見た。
「綺麗だなぁ」

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