君との始まりは一目惚れで
付き合うのに時間は要らなかった
友達ほどお互いを知ってるわけじゃないけど
友達よりお互いを想い合っている自信があった
一生一緒にいようなんて
照れながら言い合った
…はずだった
「友達に戻りたい」
サヨナラの代わりは呆気なくて
涙の1つも間に合わなかった
君のいない右側で
夕焼けの風に冷えた手
戻れない時間に
人を想って初めて泣いた
恋人にも友達にもなれなかったけど
幸せだった、大好きだった
出会う前より胸を締め付けるものは増えたけど
出会えて良かった、優しくなれた