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仔鬼造物茶会 Act 2

「うん!」
ナツィと2人きりで”でーと“するの〜と金髪のコドモはナツィの方を見て笑う。
ナツィはうへぇ…とうなだれる。
それを見た周囲のコドモたちは笑った。
「いいじゃんきーちゃんと2人きりなんて!」
いいな〜と赤髪にキャップ帽のコドモ、露夏はにやにやする。
「私も素敵だと思うわ」
ねぇ?と長い青髪のコドモことピスケスは手を叩いてナツィと手を繋ぐジャンパースカート姿のコドモに目を向けた。
ナツィと手を繋ぐコドモことかすみは、そうだねと頷いた。
「お、お前ら…」
ナツィは呆れたように仲間たちの顔を見た。
「俺はコイツのことなんか好きでもなんでもないし」
「え〜そんなこと言わないでよ〜」
ナツィの言葉にきーちゃんことキヲンは口を尖らせる。
「ボクのこと好きなんでしょ〜」
なにかあった時は助けてくれるし〜とキヲンはナツィに擦り寄った。
しかしナツィはンな訳あるかとそっぽを向いた。

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