最近、Eテレの子ども向け番組(何年か前に改編でかなり放送時間が変わった)を夕飯時にちょいちょい観てるんだけど、やっぱりウチが幼かった2007年〜2010年代中盤辺りのEテレ(この頃はNHK教育という名前でリモコンのボタンはなぜか3番だった)ってすごく難しかったよなって思うんだ。
まぁ変わらない所もいっぱいあるし、そもそも番組の代替わりとかがあるから仕方ないんだけどさ、特に昔の「にほんごであそぼ」と「えいごであそぼ」は小さいお友達には難解すぎたよなぁって…
「えいごであそぼ」はウチが小学校高学年になるくらいまで全編英語だったような気がするし、「にほんごであそぼ」はとてもじゃないけど難しくて不気味な部分もあったし。
正直なんでこんなに難しかったんだろうって今振り返ると思う。
…でもウチが中学生になった辺りからかどちらの番組も変わり始めて、昔を知っていると逆に違和感だったのよね(笑)
特に「えいごであそぼ」は某ジェイソンの登場でめっちゃとっつきやすくなった気がするし。
ただ、今の知識をもってして‘00年代後半のEテレを観たら絶対もっと楽しめるだろうなって思うから、逆にあの頃の番組をもっと観てみたいなって思う。
ちなみにあの頃のEテレの思い出として象徴的なのが、「えいごであそぼ」のアイコンだった白と灰色の着ぐるみと、「にほんごであそぼ」の映像の数々、そして今はなき「ぜんまいざむらい」(はなかっぱの枠を担当していたアニメ)と「クインテット」(フックブックロー及びコレナンデ商会の枠を担当していた伝説的な人形劇)とかなの。
「えいごであそぼ」の着ぐるみは英語しか喋らなかったし、「にほんごであそぼ」の「走れメロス」とか「銀河鉄道の夜」のワンシーンの再現みたいな奴は難しくて、萬斎さんの「汚れちまつた悲しみに」(某文スト好きな方なら元ネタが分かるはず)の映像はめっちゃ不気味で印象に残りすぎてる。
それと「ぜんまいざむらい」と「クインテット」はなんで終わっちゃったのかなーってなるくらい楽しめてた(「クインテット」はちょっと難しかったけど)。
今のEテレも十分楽しいけど、あの頃は結構すごかったなって、それだけの話。
「にほんごであそぼ」「えいごであそぼ」は意味を理解することよりも音で聞いて何となく響きを深層意識に定着させることが主な目的だぞ。
理解できずとも何となくの響きで耳を楽しませ、やる気がある子どもは自然とそれの意味に目を向けるようになる。
何度も繰り返し聞いているうちに、自然と諳んじることもできるようになるし、成長してから原作に触れるようになった時、「あれはこういう意味だったのか」と理解しやすくなる効果もあったりする。
あれのおかげで私は国語科が一番好きな教科になった。
レスありがとうございます。
なるほどねー。
でも今はだいぶ方向性が変わってきているから、制作側の考え方とかが変わってきているのかもしれないです。
…それにしても、ナニガシさんは詳しいね。