コロッケみっつ買うクセは きっとあなたと見た海の 青い光が眼のおくに ベタベタ塗られているからで コロッケみっつ買うクセは きっとあなたの胃袋じゃ ひとつだけでは足りないことを いまも気にしているからで やかましい 千石の駅前を 逃げだしてしまいたかった あの日の記憶も さわがしい 天国のおさそいも 全部見ないフリをして あの日の記憶と 進むの コロッケみっつ買うクセに きっとひとりじゃ多すぎる 右も左も通り過ぎてく 電車の中みたい