いくつも諦めた
「挫折」の味を知った
自分で決めたことなのに
自信が持てず不安になった
何度も後ろを向いた
道はなんとか続いていた
現実は想像よりも酷だった
これ以上負けたくないと思った
逃げたくないと思えた
今までの自分を
肯定するための成功が欲しい。
まだ蕾のままの自分を見つめる
この花が咲く時、
空は晴れているだろうか
感じたことのない孤独と劣等感は
将来の自分へのエールなのだろうか
『こんなことも乗り越えられたんだから』
そう微笑む日は来るのだろうか
いつかあの日の決断を後悔するのだろうか
「夢を優先する」
あの言葉が、無駄にならないように
三月に笑いたい