ミセス先生こんばんは。
私は現在、医療系の大学に通っていて昨年の9月からつい先日まで約半年間の病院実習がありました。
実習は“4年間で1番しんどいイベント”と行く前から聞いていたけど、想像以上に自分にとって精神的に辛い日が多かったです。
なにより朝を迎えるのが1番の苦痛でした。
病院に行こうと思って朝の準備をしてるのに吐きそうになったり、ご飯が喉を通らなかったです。駅のトイレにギリギリまで籠ったり、テレビを眺めてるだけで泣きそうになる日もありました。
でもそれ以上に自分の中で衝撃だったのが毎日欠かさず聴いていた音楽を受け付けなくなったことです。今まで毎日やりすごすために縋るように聴いていた音楽が煩わしく感じたり、心を揺さぶられない日が来るとは思っていませんでした。
けれど、そんな中でも2曲だけ聴けた曲がありました。『ゼンマイ』と『日々と君』です。
この2曲は光がある場所から励ましの言葉をかけて手を差し伸ばすのではなく、同じ暗い場所で、同じような苦悩を抱えながら横に立って度し難い日々を一緒に過ごしてくれる、そんな感覚がありました。自分にはそれがなによりの救いでした。実習は精神的なストレスがすごくて何度も進路を変えることを考えたけど、とりあえず今日1日だけは自分が選んだ道から逃げずに過ごしてみよう、と思えました。おかげで休むことなく、なんとか実習を終えることが出来ました。
終わりが来るまでやり過ごせるように側に居てくれてありがとうございました。