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飛龍造物茶会 Act 7

日が落ちたあとの路地裏にて。
仲間たちから離れていったキヲンは商店街の通りを外れて路地裏に入り込んでしまっていた。
「…」
キヲンは辺りを見回しながら路地を歩いていく。
「さっき羽の生えたなんかがこっちに向かっていった気がするんだけど…」
キヲンは動物園から出た時に目撃した、“空飛ぶ翼の生えたなにか”をまた目の当たりにして、ついつい気になってそれを追いかけ路地裏に迷い込んでしまったのだ。
その過程で仲間たちと逸れてしまったことはキヲンも分かっていたが、そんなことよりも自分が目撃した“なにか”のことが気になる気持ちでいっぱいだった。
「あれ、どこ行っちゃったんだろう」
キヲンはそう呟きながら路地を進んでいく。
路地裏は街灯が少ないが故に薄暗く、どこか不気味な雰囲気を纏っていた。
…と、キヲンはふと立ち止まる。
キヲンの斜め左前に立つ電柱の陰に、誰かが立っていることに気付いたのだ。
誰だろう、と思いつつキヲンはその人影に近付く。
すると人影はわずかに身じろぎした。
キヲンは驚いて動きを止める。

  • 飛龍造物茶会
  • 今やってる企画は参加者が出なかったら
  • もうこれ以上企画はやらないつもりなんだ
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