僕は以前、Xでとても嫌な投稿を目にしました。
それは、自分がどんな有名人にブロックされたかをアピールし合う内容でした。僕の好きなアーティストのファン同士での会話でしたが、おすすめに流れてきて目にしてしまいました。とても失礼なことを言っていると感じたのですが、そこにいる人たちは、「言われる側が悪い」と言うような感じで盛り上がっていました。
僕が驚いたのが、その人たちが大人だったことです。盛り上げている人の中にはフォロワーが沢山いる人もいました。ネットの中では誰も注意する人がいなくて、もしかして自分の感覚が間違っているのか?と思い不安になってしまいました。
ちょうど道徳の授業で「情報とモラル」の勉強をする機会があったので、僕はXで見たことを先生や友達に話しました。そこでXのような公開の場所で言ってはいけない言葉や内容について色々なことを学びました。
そこから数日して、また同じような人たちが別の内容で盛り上がっていました。
今度はもっと直接的な言葉で僕の好きなアーティストに関すことをバカにしていました。僕は思い切って注意をしました。前から思っていたことや学校で話し合ったことを相手に伝えました。すると、今度は僕が「頭のおかしい子」と攻撃を受ける側になってしまいました。
教科書では悪口や誹謗中傷はいけないことだと教わるのに、現実の世界ではそれを言うと「ネットスキルがない」とか「子どもだからネットのことがわかってない」とか言われるのはなぜですか?正しいことは、ネットであろうと日常であろうと関係ないと思います。僕は注意したことを全く後悔していませんが、匿名の人からバカにされるのは本当に辛かったです。
有名人の方も「辛い」時は「辛い」と言ってほしいです。我慢するのが当たり前になると、それがネットでの常識になります。ミセス先生は、ネットで嫌な思いをしたことはありますか?