「アカ……」
ロディは思わずこぼす。
「レヴェリテルムの効果でアリエヌスを狂わせて引きつけるって言ってたけど、まさか本当にやるなんて」
「あんな数のアリエヌスに影響を与えるなんて神経に負担が……」とロディはアカの方を見つめる。アカはアリエヌスをできるだけ親玉アリエヌスから引き離そうと、要塞都市の上空から飛び去ろうとしていた。
ロディはそんなアカが心配で空を見上げていたが、モザが「行くぞロディ」と声をかけたことで我に返る。
「アカに言われた通り、親玉アリエヌスを倒さなきゃいけないんだから」
モザがそう言うと、ロディは「うん」と頷く。そして2人はレヴェリテルムを握り直して天蓋を蹴飛ばすと宙に浮き上がり、親玉アリエヌスに向かって飛び立った。