私は、小説「握手」に出てくるルロイ修道士の言葉である「困難は分割せよ」という言葉をお守りにしています。
元は途方もなく大きな問題であったとしても、細かく問題を一つ一つ割っていけば、いずれは着手可能なものになっていく。ですが、しんどさの共有でも同じことが言えると思います。
顔も名前も分からないけど、言葉で繋がり、しんどさを、聴いている皆で分けて背負うことで重荷から解放されていくことはルロイ修道士の言葉と同じだと思っています。今日で一旦しんどー相談室に区切りはつくけど最後の1秒まで皆でしんどさ(=困難)を分けて、言葉にした皆が少しでも心が楽になれるよう最後の最後まで声を聞きたいなと思います。