それは、小さなバグに過ぎなかった、魂が2つ、境界を越えて、この世界に表れ、実体となり、その世界へと落ちていった...
「っつたぁ...あれ?ここは?俺は確か...あの時...」、落ちた魂のうちの1つ、名前はシンジ、あの神社で目覚めた、そこには、巫女が立っていた、「あんた、何者?空から降ってきたけど...」、「俺...そうだ!あの時、俺は死んだんだ...じゃあ...ここは天国?」、「ばかねぇ、そんなわけないじゃない」、「え?じゃあここは?」、「ここに、名前はない...そういうところだ」、「うーん...まぁいいか、俺はシンジ、あんたは?」、「名前を聞かれたのは、久しぶりねぇ...私はオラクル、まぁ、よろしく」、「よろしくな、オラクル」、「まぁ、聞きたいことは山ほどあるが、とりあえず、どっか痛くない?」、「え?大丈夫だけど」、「...あんた、ほんとに何者?」、そういいながら、シンジを神社に案内した...
「ん...ここは...」、落ちた魂の2つ目、名前はサク、「(ん?寝室...?)」、「あ、お目覚めですか」、あの従者が部屋に入ってきた、「すまない、ここはいったい...」、「え?あぁここは、血鏡館でございます」、「(血鏡館...?はて、どこかで...)」、「お嬢様を呼んできますね」、従者は部屋を出ていった、「(血鏡館!思い出した!湖の真ん中の小島にある館じゃないか!)」、彼は、落ちてる本を拾ってしまった、その本は、この世界と繋がっていた、そのための魔法が記してあった、そして、魔法を唱えてしまったのだ、「(本当にあの世界...だと...確か...主の名前は...)、「連れて参りました」、従者ともう一人、少女がそこに立っていた、「お初で、私はこの血鏡館の主、ルナ・スカーレットです」、「あ...あぁ...俺はサクだ」、「こっちが従者がサクヤよ」、サクヤは微笑みかけた、ルナが続ける、「ところで、あなたはどうやってここに?」、「本を拾ったんだ、で、そこに書いてあった、呪文を読んだら、本に吸い込まれて、気がついたらここに...」、」なるほど、まぁしばらくここでゆっくりしていきなさい、サクヤ!」、「はい、お嬢様」、サクヤとサクはその部屋を後にした...
いろんなワードにホイホイされてしまいました笑
新月クロックも拝見しました。常時ニヤニヤしてまいました笑