0

サブキャラ

一目惚れ
どこで生まれたのだろうこの人は
あの人に認められたい 愛されたい

私は努力をした
顔も、ファッションも髪型だって頑張った
いつからか私はクラスの1軍の仲間に
昔は見れなかった景色
新しい感覚

1軍になれた喜びを心に持ち
私は貴方のもとへ姿を表す
積極的に喋ったり、少しの仕草も忘れない
私は頑張った
貴方を奪えるように

告白のとき
私はいっそう気合を入れる
もしかしたら二度とできないのかもしれないから
「好きです」
その言葉を言うのにどれだけかかったか
赤面していそうな顔を隠しながら言う
しばらくの沈黙
「俺も」
貴方はそう返事をした
私の頑張りは報われたんだ

それから私たちはカレカノに
ずっと変わらないそう思っていたのに

本性がバレた
1軍になってからの行動全部が貴方に知られてしまった
「お前とはもう関わりたくない」
お願い もうしないからそれ以上は言わないで
「別れよう」

ああこれで知った

私はれっきとした

「サブキャラ」

なんだと。

  • 完全フィクションです
  • 将来の夢は作家
  • 読んでくださってありがとうございます
レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。