あの日あなたは夢の中で、私の部屋にいて
とても優しかった。
私はあなたに好きだと言った。
あなたは頷いた。
あなたは私を抱きしめてくれた。
あの日あなたは夢の中で、私の部屋にいて
とても優しかった。
私はきいた。「抱きしめてもいい?」
あなたは無邪気に笑って受け入れてくれた。
あの日あなたは夢の中で、
ああ……優しかったかしら。
「何しても嫌がらないでくれる?」
「うん」
私は間違えてしまった……
あなたは私を拒絶した。
何度やっても全部
あなたは私の知ってるあなたなの。
だからこわいの。