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二秘造物外出 Act 17

「どうするって…」
「せっかくだから、きーちゃんたちと一緒にここを回れないかな?」
「え」
かすみの思わぬ提案に、ナツィはつい驚く。
「一緒に回るって…」
「やっぱり、2人っきりじゃみんなに悪い気がして、ね」
かすみはそう言ってキヲン、露夏、ピスケスの方を見やった。
キヲンは、えっいいの⁈と目を輝かせ、露夏はマジで⁈と声を上げる。
ピスケスはふふ、と笑った。
「…」
ナツィは不満そうな顔をしたが、やがて諦めたようにため息をつく。
そして、わかったと呟いた。
「後ろでコソコソされるのは鬱陶しいし、かすみが言うんならそれでいい」
「やったぁ!」
キヲンは嬉しそうに飛び跳ねる。
露夏はよかったなきーちゃん、と笑みを浮かべ、ピスケスもニコニコしていた。
「…なんでこうなるんだよぉ」
せっかくかすみと2人きりになるチャンスだったのに、とナツィは肩を落とす。
かすみはそんなナツィの背中をさすった。

〈二秘造物外出 おわり〉

  • 二秘造物茶会
  • これにて年内の小説投稿はおしまいです!
  • で、明日は今年の振り返りを投稿するよ〜
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