0

ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 24.ヴァンパイア ⑯

そんなこんなでわたし達はショッピングモールの1階にあるフードコートへやってきた。
フードコートはハンバーガーやドーナツ、たこ焼きなどなどのファストフードのチェーン店が並んでおり、午後3時という事もあって多くの客で賑わっている。
わたし達はあまり空きの見られないフードコート内の座席から空いている所を見つけ出し、荷物で場所取りをしてそれぞれが食べたいものを買いに一旦散らばった。
そして暫くして皆注文したものをトレーに載せて戻ってくる。
「へぇ、ネロと耀平はメロンソーダフロートを頼んだのか」
「うん、あとポテトも」
隣の席で師郎とネロがそういった会話を交わす中、わたしはハンバーガーのお店で頼んだイチゴのシェイクを飲みながら考え事をしていた。
もちろん内容はヴァンピレスの事だ。
彼女がなぜわたしに近付いてきたのか、なぜ協定を提案してきたのか、そもそも今日会いに来ると言っていたがいつ現れるのかなど、意識しなくても悶々と考えてしまう。
特にいつ会いに来るのか分からない事が、余計わたしを不安にさせていた。

  • ハブ ア ウィル ―異能力者たち―
  • 地の文ばっかり(笑)
レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。