当たり前だったはずなのに…
君の席は私の後ろで、
私の席は君の前。
君が困ってたら、
私が手伝う。
私が困ってたら、
君が手伝ってくれる。
君が話しかけてきて、
私も振り向いて言葉を返す。
…それが「当たり前」の日々。
そんな日々「だった」。
「席替えしまーす」の担任の声
目に見える世界が真っ暗になった
同じ班だから縦列は一緒。
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次の席は…
君は私の後ろの後ろで
私は君の前の前
…ちょっと離れた…
「ちょっと」だと思ってたのに
ちょっとはちょっとじゃなくて
目に見える何十倍もの距離を感じた
次の席替え
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君の席は私の前の前の前の前
私の席は君の後ろの後ろの後ろの後ろ
…だいぶ離れた…
「ちょっと」の2倍は
さらに大きかった
あの「当たり前」の日々が
恋しくて 恋しくて 恋しくて
ずっと願っている
次こそは 次こそは
次こそは…君の前に、いれますように。
君が後ろにいてくれますように。
チャイムがなって、授業が終わった…らしい。
誰の声も何の音も耳に入ってこない。
ずっと、ずっと、心のなかで祈っている。