私とBUMP OF CHICKENとの出逢いは、なにを隠そう2006年当時のSOLでした。
2006年の高校3年生、受験生の夏休み。勉強をしながらいつものようにラジカセでSOLを聴いていたら、家庭内不和で親とうまくいかない女の子が逆電に出ており、その子は自傷行為をしているとのこと。その時に当時のやましげ校長、やしろ教頭がかけてくれた曲がBUMPの『ガラスのブルース』でした。
ガラスのブルースの歌詞にある、懸命に生きるガラスの眼をした猫。それと逆電に出てくれた女の子の感情がシンクロして、当然ながらその子のために歌った曲であるはずがないのに、ひどく胸を打たれたことを強く覚えています。
BUMPの楽曲の魅力は、不特定多数のリスナーの誰かひとりにでも「この曲は私のことを歌っているみたいだ。勇気が出る」と思わせることがとても容易なこと。
それゆえに、令和になったいま、BUMPの楽曲タイアップが絶えない理由もわかります。
私はSOLでBUMP OF CHICKENを知り、他にもいろいろなアーティストを知り、そしてラジオそのものの楽しさを知りました。
令和のSOLでも、こうしてBUMPの曲を自分たちより若い世代に向けてかけてくれることに感謝してもしきれません。
SOLも、BUMP OF CHICKENのように30年続いてくれることを、当時のいちリスナーとして願ってやみません。