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墓想造物茶会 Act 15

ナツィがキヲンたちの元から立ち去って暫く。
人工精霊たちが溜まり場にしている喫茶店の2階にある物置部屋の扉が乱暴に開かれる。
そして黒髪のコドモ…ナツィがうさぎのぬいぐるみを抱えた状態で早歩きで入ってきた。
「…ちょ、ちょっとナツィ〜」
ナツィが部屋の真ん中に置かれたテーブルを囲む椅子にすとんと座るとともに、部屋の入り口からジャンパースカートにエプロンをつけたかすみが追いかけてくる。
「いくらきーちゃんが勝手にその子を持ち出しちゃったからって、ちょっと怒りすぎなんじゃ…」
「別にいいだろ」
ナツィは不満げにテーブルに頬杖をつく。
「他人のものを勝手に持ち出すとかどうかしてるし」
「で、でも、ナツィがずっとうちにいるからって」
「そんなのアイツに関係ないし」
「だけど…」
かすみがそう言いかけると、ナツィはなんだよとかすみに冷たい目を向けた。
「かすみもアイツの肩を持つのか」
「そ、そんなつもりないよ!」
でも、自分は…とかすみは俯く。

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