ピエロのように微笑み浮かべながら悪さをする人がいた。人は皆、その人に悪のレッテルを貼り蔑んだ。
しかし私には聞こえていた。
いいや、正確には分かっていたんだ。
誰かに操られてる、と
ピエロの苦しみや悲しみ、皆には理解されない痛みを私は知っているから。
だから手を差し伸べた。
そして時が過ぎ、
悪の軍団に私が操られた。
あの時助けたピエロは私を蔑んだ目で見てきた。
「違う!操られているだけだ!」と叫ぶ声も虚しく空に消えた。
私に悪のレッテルを貼られたのだった。
「あなたも、同じ経験したことあるでしょう?あなたまでもが私を嫌うの?」
許せないのは
不甲斐ない自分なのか、
助けた相手の裏切り行為なのか、
分からない
助けた人々が笑いながら私の顔を踏んでくる…
それでも私は、また人々を守っていけるだろうか?