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無題

とっくに壊してしまったものを
それと知りつつ抱え込んでる
抱えた腕は血塗れで
押し付けた胸もズタズタで
苦しいだけだと 救いは来ないと
それが相互の認識なのに
どうしても手離せないこれが
僕等にとっては愛なのだね

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